2026年6月3日水曜日

世界一高い山の画像

世界一高い山

世界一高い山の画像が、部屋に一枚あったらいいなと思う。

それは、ただの風景写真ではなくて、見るたびに少し背筋が伸びるような画像だ。

真っ白な雪をかぶった山頂。

空は深い青で、雲は山のふもとをゆっくり流れている。

人間の都合なんて知らないように、山はただそこに立っている。

世界一高い山というだけで、なぜか特別な重みがある。

登りたいわけではない。

たぶん、実際に登るとなれば、寒さも苦しさも想像できないほど大変だと思う。

でも、その画像を眺めるだけなら、少しだけその場所に近づける気がする。

小さな部屋の壁に、世界一高い山の画像が飾ってある。

朝、眠い目でそれを見る。

夜、疲れて帰ってきてそれを見る。

すると、自分の悩みが急に消えるわけではないけれど、少しだけ遠くから見られるような気がする。

山は急がない。

山は人に何かを言わない。

それでも、そこにあるだけで、こちらに何かを教えてくる。

高く立つということは、派手に目立つことではなく、長い時間を黙って受け止めることなのかもしれない。

風も雪も雲も、全部受けながら、それでも形を失わずにいる。

そんな画像が一枚あるだけで、部屋の空気が少し変わりそうだ。

机の前に貼れば、作業中にふと目を上げた時、気持ちを戻してくれる。

玄関に飾れば、外へ出る前に少しだけ勇気をくれる。

寝室に置けば、一日の終わりに静かな気持ちにしてくれる。

世界一高い山の画像は、豪華なインテリアというより、心の中に置く小さな目印のようなものだと思う。

今いる場所が低く感じる日もある。

何も進んでいないように思える日もある。

でも、遠くに高い山が見えているだけで、まだ上を見てもいいのだと思える。

だから、世界一高い山の画像が欲しい。

登れなくてもいい。

届かなくてもいい。

ただ、そこにあるだけでいい。

部屋の中に、静かで大きな山が一つある。

それだけで、今日の自分が少しだけ強くなれそうな気がする。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます

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