欲しい、欲しい、欲しい。
その瞬間、心が高鳴る。
何も手に入れていないのに、すでに半分満たされた気分になる。
買わなくても、欲しいという気持ちだけで、ちょっとした幸せが訪れる。
その「欲しい」の波に乗って、日常が少しだけ特別になる。
気づくと、私はただ欲しがっている。
何かが足りないわけでも、実際にそれが必要なわけでもない。
ただ「欲しい」という気持ちが、脳内を占拠しているだけだ。
でも、面白いことに、それだけで満足できる。
手に入れたわけじゃないのに、すでにワクワクしている自分がいる。
欲しいと思った瞬間、心が少しだけ豊かになる気がする。
手に入れることよりも、欲しがること自体に魅力がある。
その感情には、値札がつかないから、どんなに欲しがっても財布は痛まない。
欲しい気持ちは、完全に無料だ。
「これ、欲しいな。」
そう思っているうちに、心はすでに満たされている。
持っているわけでもないのに、すでに少しだけ自分のものになった気がして、
その感覚がなにか安心感を与える。
でも現実に戻ると、欲しい気持ちは冷めることがある。
「まあ、なくてもいいかな。」
その感情が突然消えるとき、あれほど欲しかった物が、急に遠くに感じる。
欲しい気持ちは、無料。
でもその無料さが、私を次の欲望へと導いていく。
次は何を欲しがろうか、と思いながら、今日もまた心の中で欲望が踊っている。
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